済州島(チェジュ島)のグルメと世界遺産を満喫する4泊5日食べまくり観光
2015年11月1日
韓国のソウルやその近郊には何度も行ったことはありますが、済州島旅行は今回が初めてでした。
済州島のグルメと言えば、黒豚、太刀魚、あわびなどですね。
もちろんそれだけではありませんが、黒豚のオギョプサル、カルチジョリム(太刀魚の辛煮) 、新鮮な海鮮料理の数々を食べまくろうと楽しみにして行ってきました。
また、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)や万丈窟(マンジャングル)といった世界自然遺産を巡ったり、その他の観光スポットやリゾート・アクティビティを満喫してきました。
済州島観光
済州島を丸々ぐるっと1周する「4泊5日食べまくり観光」。立ち寄った観光すべきオススメスポットを詳しく紹介していきますので、もし済州島に行く機会がありましたら、ぜひ参考にしていただけたらと思います。
日程~観光スポットガイド
- 済州島(チェジュ島)とは
- 済州島東部(1日目)
- 済州島東部 ~ 牛島 ~ 西帰浦(2日目)
- 西帰浦 ~ 中文リゾート(3日目)
- 中文リゾート ~ 済州島西部(4日目)
- 旧済州 ~ 新済州(5日目)
- 最後に
済州島(チェジュ島)とは
韓国の南端に位置し、手付かずの自然が数多く残る済州島(チェジュド)は、人口約55万人、面積1,845km²の「韓国のハワイ」と呼ばれる南国ムード満点のリゾートアイランドです。
韓国最大の火山島で、島の中央にそびえる漢拏山(ハルラサン)を中心に牧場や茶畑、みかん農園など、都会の喧騒を忘れさせてくれるような、のどかな景色が広がっています。
また、観光スポット、グルメ、リゾート・アクティビティも充実しており、のんびりと余暇を楽しむために、韓国本土はもちろん日本や中国などから毎年多くの人が訪れます。
美しい海岸や滝、絶壁、洞窟などの自然が調和しており、温和な気候が特長です。2010年に世界地質公園の認証を獲得しており、世界的に保護する価値のある島なのです。
温帯・熱帯性の動植物が共存している漢拏山(ハルラサン)国立公園、海岸絶壁に沿った雄大な景観の城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)、世界最長の溶岩洞窟である万丈窟(マンジャングル)はユネスコ世界自然遺産に登録されています。
済州島東部(1日目)
2015月9月20日、金浦空港から済州島へ、飛行機はチェジュ航空(Jeju Air・済州航空)の早朝の便で35000ウォン(3500円くらい)でした。韓国の格安航空会社 (LCC) で、国内線はやはり安いですね。
1時間ほどで済州国際空港へ到着しました。
初日は島の東部へ。済州島東部はユネスコ世界文化遺産に登録されている城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)や万丈窟(マンジャングル)をはじめ、離島の牛島(ウド)観光など有名な観光スポットがたくさんあり特に人気です。
月汀里海岸(ウォルジョンリヘアン / 월정리해안)
済州国際空港からバスで1時間ほど、島の北東部にある月汀里(ウォルジョンリ)海岸へ。
白い砂にエメラルドグリーンの海が広がる最高のスポットです!まさにリゾート!!
この辺りで有名な「コレガデルカフェ(鯨になるカフェ)」へ行ってみましたが、到着が早朝過ぎて開店準備中でした。
■コレガデルカフェ(鯨になるカフェ / 가케 고래가 될 카페)
済州市旧左邑月汀里4-1
(서귀포시 구좌읍 월정리4-1)
tel:010-5208-1915
まずは何か食べようと、海岸近くで開いているお店を探しました。
朝からたくさんのカフェがオープンしてますが、せっかく済州島に来たのでカフェ飯ではなく、コギククスを食べに行きました。
コギククスとは、済州島の伝統的な料理で、見た目は豚骨ラーメンみたいな肉そばです。具であるコギ(肉)はゆで豚肉で韓国料理のボッサムに近い見た目で、スープは豚からダシをとっています。ククス(麺)は柔らかくあっさりとした味で、朝から食べるにはちょうど良い美味しい料理でした。
それをマンドゥ(餃子)と共に注文して食べる。
すいません。店の名前がさっそく不明です。
気の向くままに入ったので。。
これも旅の醍醐味ですね。
万丈窟(マンジャングル / 만장굴)
そして、月汀里(ウォルジョンリ)海岸のコギククスの店からタクシーで20分ほど、万丈窟(マンジャングル)へ。
島の北東部にある万丈窟(マンジャングル)は、2007年にユネスコ世界自然遺産に登録されました。今から約30万年~10万年前に形成された世界最長の溶岩洞窟です。
未知の空間が広がる地底の世界へ、探検気分を味わいながら自然の偉大さにも触れられます。
自然が作り出した神秘的な光景を一目見ようと、国内外から観光客が訪れる済州島を代表する観光スポットです。
行ったのは9月でしたが、外は天気がよくとても暑かったのですが、洞窟内は夏は涼しく、寒い冬は反対に暖かさを感じられるようです。
万丈窟の見どころや写真撮影スポットがたくさんあります。
洞窟内には親切に観覧ポイントに案内標識が立っており、韓国語のほか日本語、英語での説明があります。
結構な距離を歩きますので、必ずトイレは済ませ、夏でも羽織るものを持って行ってくださいね。あと洞窟内は上から水のしずくが落ちてくることもあるので、帽子を被ったほうが快適に見て回れると思います。
■万丈窟(マンジャングル / 만장굴)
済州特別自治道 済州市 旧左邑 金寧里 3341-3
(제주특별자치도 제주시 구좌읍 김녕리 3341-3)
tel:064-710-7903
榧子林(ピジャリム / 비자림)
そして、万丈窟(マンジャングル)からまたまたタクシーで20分ほど、榧子林(ピジャリム)の入り口付近で降りる。
島の東部にある榧子林(ピジャリム)は、千年の時に育まれてきた世界最大級のカヤ群生林があります。
約45万平方メートルの広さに、樹齢500年~800年に達するカヤの樹が2,800本以上群生しています。暖帯に分布するカヤは常緑針葉樹のため、季節を問わず鮮やかな緑を楽しめます。
■榧子林(ピジャリム / 비자림)
済州特別自治道 済州市 旧左邑 坪垈里 3164-1
(제주특별자치도 제주시 구좌읍 평대리 3164-1)
tel:064-783-3857
こちらも有名な観光スポットで、清々しい森の香りでリフレッシュしたいところですが、しかし!
ここでは別に行くところがあるのです!
先ほど洞窟探検をしたところなので、お腹がすいています。
遅めの昼ご飯はここに来てついに黒豚(フッテジ)を目指します!
ピジャヒャン(비자향)
スーツケースをゴロゴロひきながら、徒歩10分。
有名な観光スポット「榧子林」を無視し、비자향(ピジャヒャン)へ。
ついに黒豚(フッテジ)を食べれます。
黒豚(フッテジ)プルコギを注文。
たくさんのパンチャン(おかず)やチゲが運ばれる中に、ついに黒豚(フッテジ)プルコギも登場。
こちらの肉は黒豚のオギョプサル!
皮付きサムギョプサルと言えばいいのでしょうか、サムギョプサルの味に、皮の歯ごたえのあるコリコリ感。
この最高に美味い肉に味噌をつけて、新鮮な野菜に巻いて食べまくりです。
店員さんもとても親切丁寧で、最高においしい黒豚が食べられました。
絶対また来たいと思えるお店でした。(なかなか行けないけど。。)
トシラクゲストハウス(도시락게스트하우스)
まだ昼3時前で榧子林(ピジャリム)も回れますが、早朝飛行機で出発したため、本日はいったん宿に向かうことにしました。
비자향(ピジャヒャン)からタクシーで30分ほど、城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)付近のトシラクゲストハウスにチェックイン。
トシラクゲストハウスのトシラクは弁当という意味。なんとユニークな。
目の前のスーパーで百歳酒と済州みかんマッコリを買って、部屋で飲んで夕方前ですが、いったん仮眠。
■トシラクゲストハウス(도시락게스트하우스)
성산읍 성산중앙로 48
Pericana Chicken(ペリカナチキン / 페리카나치킨)
まだ1日目。夜9時ころムクッと起きて晩御飯を食べに行くことにする。
城山日出峰の近くの街をぐるぐる回るが、もう夜が遅いためどんどん食堂が閉まっていく。
カルチジョリム、カルチグイやチョンボクチュク(アワビ粥)など美味しそうな写真看板が立ち並ぶ中、なぜかふらっとチキンの店へ。
ヤンニョムチキンとフライドチキンのハーフ&ハーフを注文。
こじんまりとしたアットホームな店内では、テレビがついており知らない韓国ドラマが放送中だった。お客はみんなそれを見ながらチキンをつまんでいた。
安定の韓国チキンの味とビールを堪能。
明日は早朝から城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)へ日の出を見るため、本日は宿に帰って就寝という名の疲れで気絶。
済州島東部 ~ 牛島 ~ 西帰浦(2日目)
9月21日、朝5時に起床し、準備をして城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)へ向けて出発。
城山日出峰(ソンサンイルチュルボン / 성산일출봉)
済州島(チェジュド)の最東部に位置する「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)」は、地図で見ると海にポッコリと浮かぶように突き出ている場所で、ハワイのダイアモンドヘッドのように日の出のメッカとしても知られ、日出を見るため早朝ハイキングを楽しむ観光客も多いです。
ユネスコ世界自然遺産にも指定されている済州島の有名な観光スポットで、たくさんの絶景ポイントを見ながら軽めのトレッキング感覚で登ることができます。
入口から往復して約1時間ほどで、頂上までは、整備された階段などのトレッキングコースを登っていきます。階段を登り切ると、頂上からの景色はとても美しく、海側と済州島側の両サイドの景色が楽しめます。
私が登った時は、道中が異常に真っ暗で道に電気もついておらず人もほとんどいない状況でした。
もちろん日出を見に行くのであたりが真っ暗なのは当たり前ですが、有名な観光スポットなので、少しは明かりがついていても良いのでは?もう少し人がいても良いのでは?と思ってました。(その原因はあとで判明します。)
スマートフォンで辺りを照らしながら登ること30分。頂上に到着しました。
頂上についてもやはり人が少ない気がする。そして暗い。
よくよく考えると、日本の日の出時間を見ていたようで、着くのが早すぎたようだ。
30分ほど待っているとライトが着き、パッと明るくなった。
そしてさらに待つこと30分。いくら待っても日の出が現れない。。
そう今日は残念ながら天気がくもりなのです。雲に隠れて太陽が見えない。
しかし、日の出は見れなかったものの景色は最高なのです。
戻りの道も様々な角度から違った景色を見ることができるので、たくさん写真を撮るといいと思います。
■城山日出峰(ソンサンイルチュルボン / 성산일출봉)
済州特別自治道 西帰浦市 城山邑 城山里 114
(제주특별자치도 서귀포시 성산읍 성산리 114)
tel:064-783-0959
済州島の世界遺産「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン / 성산일출봉)」
韓星食堂(ハンソンシクタン / 한성식당)
城山日出峰から降りてきて、その近くにある韓星食堂(ハンソンシクタン)といういかにも美味しい海鮮料理が食べられそうな食堂へ。
そこでカルチグイ(太刀魚の焼き)とチョンボクチュク(アワビ粥)を食べる。
太刀魚ちょっと高いけど美味しい。
そしてゲストハウスに戻るが、まだ朝早いので少し寝る。
■韓星食堂(ハンソンシクタン / 한성식당)
제주특별자치도 서귀포시 성산읍 성산리 202-1
tel:064-782-4646
牛島(ウド / 우도)
午前10時過ぎに起きて、牛島へ向けて出発。
ゲストハウスにはまた夕方帰ってくるので重い荷物を預けておいた。
ゲストハウスから牛島へ向かう船に乗るために港へ、タクシーで10分ほど。
そして本島から船で15分ほど、あっという間に牛島に到着!
牛島は済州島の東側に位置する小さな島で、エメラルドグリーンに輝く澄んだ海、大自然が作り上げた数多くの絶景で、誰もが行きたくなるような魅力たっぷりの島です。
済州島も島ですが、牛島はさらに島に来たと実感できると思います。
牛が横たわっている形に似ている島のため「牛島」と名付けられ、6平方キロの大きさに1800人ほどが住んでいます。
牛島を観光するには、バスなどの交通手段がいくつかありますが、天気のいい日は、自転車、原付きオートバイ、4輪車をレンタルして、のんびりとマイペースに観光するのもおすすめです。
観光専用シャトルバスは牛島港を起点に約90分で牛島の主要観光地を循環するのでとても便利です。
■牛島(ウド / 우도)
済州特別自治道 済州市 牛島面 演坪里 1451-3, 牛島面事務所
(제주특별자치도 제주시 우도면 연평리 1451-3, 우도면사무소)
tel:064-728-4333
コムモルレ海水浴場(검멀레 해수욕장)
バスに乗って牛島東南部のコムモルレ海水浴場へ。ここは独特なビーチで全長約100mほどのビーチではありますが、白砂浜はなく黒い砂で満たされています。
また、海岸にあるボート乗り場からボートに乗って、牛島の秘境を見て回ることもできます。
サノバンジョン
まずは、昼ご飯です。
チョンボクチャンポン(アワビの辛いチャンポン麺)とチョンボクジャジャン(アワビのジャジャン麺)を注文。
牛島峰(ウドボン / 우도봉)
食後にすぐ牛島峰(ウドボン)を目指してトレッキング。
牛島峰への道のりは長い坂が続きます。天気も良くなりとても暑く、朝から城山日出峰へ登っていることもあり、途中で牛島峰の頂上まで行くのはあきらめました。
牛島で一番高い位置にある牛島峰から見渡す景色は、言葉を失うほどの絶景のようです。そして牛島の街並みを一望することができるようですが、残念ながら行けませんでした。途中の道のりでも十分きれいな景色を楽しめました。
後海石壁(フヘソッピョッ / 후해석벽)
途中でしたが、牛島の街並みを眺めながら牛島峰を下りてくると、後海石壁(フヘソッピョッ)があります。済州島の風波に打ち砕かれできた奇抜な形をした絶壁は、穏やかな牛島の表情とは違った険しい表情をしています。
そして、海岸にあるボート乗り場からボートに乗って、牛島の秘境を見て回りました。牛島八景の第1景、晝間明月(ジュガンミョンウォル)も見ることができました。
運転してくれるおじさんは本当に親切で面白い方で、ボートから見える牛島の説明をしてくれたり、グループそれぞれの記念撮影もしてくれました。
Jimmys(지미스)
ボートで暑い日差しと海風に当たり、喉もカラッカラです。コムモルレ海水浴場に着いてからずっと楽しみにしていたソフトクリームを食べに、Jimmys(ジミーズ)へ。
Jimmys Natural IceCreamは店が黄色なのでとても目立っています。そこでピーナッツアイスクリームとハルラボンアイスクリームを注文。
店の二階へ持って上がり、扇風機をガンガンに浴びながら休憩。
ハゴスドン海水浴場(하고수동해수욕장)
コムモルレを存分に楽しんだ次は、ハゴスドン海水浴場へバスで移動。
遠浅のエメラルドグリーンの海と地平線がとても美しくテンションが上がり、ベンチに荷物を置いてから裸足になり、海岸で飛び跳ねて遊びました。
そして、海女さんや人魚姫の像があるのですが、写真撮影などをして楽しんでいたのですが、岩で足を滑らせ足の裏を切りました。
10分ほど痛みに耐えながらいましたが、あまりの海の綺麗さに痛みを忘れ、ハゴスドン海水浴場をアクティブに満喫。
西浜白沙(ソビンベクサ / 서빈백사)
ハゴスドン海水浴場からまたまたバスで移動して、西浜白沙(ソビンベクサ)へ。
西浜白沙(ソビンベクサ)は、牛島が誇る一番の絶景スポットと言っても過言ではない海水浴場で、珊瑚が砕かれできた真っ白い砂浜が広がり、澄んだ海の真っ白い砂に太陽の光が反射して、眩しいくらいにキラキラと光を放っています。
珍しい珊瑚の砂を持ち帰る人が多いようで、現在は砂の持ち帰りが法的に禁止されているようです。
ここではゆっくりと砂浜でビールを飲むことにしました。ヒューガルデン・ホワイトというベルギーのビールが好きなのですが、西浜白沙にあるコンビニで日本よりも安く売っていたのでさっそく買って飲んでみましたが、なぜかこの景色とマッチしませんでした。
味ではなく、ここで初めて韓国では韓国のビールが合うことに気づきました。
牛島から本島へ
夕方になり西浜白沙(ソビンベクサ)からバスで港へ。
そして港から船で本島へ戻り、荷物を取りにトシラクゲストハウスへ。
本日宿泊する西帰浦(ソグィポ)済州オーシャンパレスホテル(OCEAN PALACE JEJU)方面へのバスの時間まで30分ほどあるので、ゲストハウス前のスーパーでマッコリを飲んで待つ。スーパーの前にはテーブルとイスがあり、ゴミをちゃんと片づけることが原則で、1組限定で自由に使用できるようです。そこのオモニと話してみると、息子さんが日本にいるようで、しばし雑談。
済州オーシャンパレスホテル(OCEAN PALACE JEJU / 오션팰리스호텔)
済州島の南部に位置する西帰浦にあるオーシャンパレスホテル方面へのバスに乗ること2時間。地元の人が何十人も乗り降りを繰り返し、やっと到着。
ホテルの部屋はとても綺麗で広く、なんと洗濯機も使えるのです。
すでに夜遅いですが、お腹が空いています。
■済州オーシャンパレスホテル(OCEAN PALACE JEJU / 오션팰리스호텔)
済州西帰浦市西帰洞494
tel:064-730-5800
サゴヤンマンゴマシンヌンチプ(싸고 양많고 맛있는집)
時間も遅くなりましたが、晩御飯を食べに西帰浦のホテル近辺を歩いてみる。かなりの賑わいで、みんなそれぞれの済州島の夜を楽しんでいるようです。
食べるものは黒豚のオーギョプサルと決めて、美味しそうな店に目星をつけながら街を散歩。
あまり騒がしくなく、それなりにお客さんが入っている店を選ぶ。
適当ではないが下調べせずに入ったこちら。これが正解だったようで最高に美味しい黒豚のオーギョプサルを食べることができました。
CASSビールを飲みながら、サムギョプサルに皮とカルビの2層が加わった肉である、分厚く切られたオーギョプサルを鉄板で焼き、すこしカリカリにしてサンチュやエゴマの葉で包んで食べる。ここは天国かと思いました。必ずまた行きたい店。
メインではないが、パンチャンとして運ばれてきたケランチムがかなり美味い!
そして2日目もホテルに帰って就寝という名の疲れで気絶。
西帰浦 ~ 中文リゾート(3日目)
9月22日、午前11時、チェックアウトぎりぎりまで寝て出発。ホテルに荷物を預けて徒歩でオルレ市場へ。
西帰浦毎日オルレ市場(ソギポ メイルオルレシジャン / 서귀포 매일올레시장)
済州島の代表的な在来市場である西帰浦毎日オルレ市場(ソグィポメイルオルレシジャン)は、農産物、水産物、畜産物など品揃え豊富で済州島民だけでなく済州島を訪れる多くの観光客から愛されているようです。
店舗は500以上、1000坪の広い駐車場を完備した西帰浦地域で最大規模を誇る市場で、市場に足を踏み入れると在来市場特有の人情味あるあたたかい雰囲気が感じられます。
私はこういった雰囲気の市場が、とても好きで魅力を感じます。オメギトク(お餅)やハルラボンジュースを買ったりしながら散歩。
■西帰浦毎日オルレ市場(ソギポ メイルオルレシジャン / 서귀포 매일올레시장)
済州特別自治道 西帰浦市 西帰洞 277-1
( 제주특별자치도 서귀포시 서귀동 277-1 )
tel:064-762-1949
ウジョンフェセンター(우정회센터)
お昼は数年前から来たかった念願の店、オルレ市場内にあるウジョンフェセンター(우정회센터)へ。
次長課長の河本さん出演の「イラ韓」でも有名なこちらのお店。
「河本定食」があるかを店員さんに聞いてみましたが、知らないそうでした。
とても楽しみにしていたさんま海苔巻(꽁치김밥)とサバの塩焼きとフェビビンパ(刺身ビビンバ)を注文。
焼いたさんまを大胆にも丸ごと1匹海苔に巻いたごま油の香りが立つキンパ、そして日本では見ることができないような大きなサバの塩焼きは身もぎっしりです。
あと誰が刺身をヤンニョムと一緒にビビンパに入れようと思ったのか発想の違いも含め、私には新しい味で、お店の立地や外観もありますが料理含めカリスマ的存在感があります。
量も多く、カンジャンセウやサツマイモの天ぷらなどのパンチャン祭りで満腹になる。
イ・ジュンソプ美術館(이중섭 미술관)
お腹もいっぱいになったところで、市街地を散策。
そしてイ・ジュンソプ美術館へ。
西帰浦の市街地の中にあるイ・ジュンソプ通り(イ・ジュンソプキル)では、ちょっとした芸術を感じながら街歩きすることが出来ます。
イ・ジュンソプは日本と関係の深い韓国でも人気の画家です。ここにはイ・ジュンソプの「西帰浦の幻想」と呼ばれる作品や「森島が見える風景」という作品などを見ることが出来ます。
日本人の奥様がおられましたが、生活苦にありながらも離れて暮らす家族にとても温かい手紙をたくさん送られていました。こちらの美術館でそのままの原物の手紙を日本語で読むことができます。愛情のこもった奥さんとのやり取りの手紙は必見です。
そして、イ・ジュンソプ美術館の横の小道を下ればすぐに「イ・ジュンソプの家」があります。そこにはハルモニが住んでいるようですが、写真撮影の許可をいただき、こちらで撮らせていただきました。
■イ・ジュンソプ美術館(이중섭 미술관)
西帰浦市西帰洞532-1
(제주특별자치도 서귀포시 서귀동 532-1)
tel:064-733-3555
ノランゲンイ COFFEE&BREAD
イ・ジュンソプ美術館近くのカフェで休憩。
パッピンスとアイスクリームの中間のような食感の「ハルラボンピンス」。ハルラボンを干したものを削ってまぶしているようです。
さっぱりとした味で、気分もすっきり疲れも取れしました。
天地淵瀑布(チョンジヨンポッポ 천지연폭포)
そして、歩いて天地淵瀑布へ。歩きではちょっと遠いです。
カタカナで検索すると「猟奇的な彼女」で有名な女優の「チョン・ジヒョン」ばかりがヒットしますが、もちろん無関係ですね。
天地淵瀑布(チョンジヨンポッポ)は、済州島三大滝の一つで、天帝淵瀑布(チョンチェヨンポッポ) 、正房瀑布(チョンバンポッポ) と合わせて済州島で有名な滝です。
滝は高さ22メートル、幅12メートルで、滝つぼの水深は20メートル。滝自体が天然記念物にも指定されています。
天地淵(チョンジヨン)とは神の池という意味を持つ言葉で、玉皇上帝に使える7人の天女が玉の笛を吹きながら雲の階段を下りて地上に降りてきてこの池で沐浴をしたという伝説が残っています。
同じく西帰浦市(ソグィポシ)にある正房瀑布を男性的な風景とするなら、天地淵瀑布は女性的な優美さがあり、周囲の鮮やかな緑や清らかな川とともに清々しい印象のようです。
お土産を買ったり、ゆっくり散歩するのにオススメですが、この日は修学旅行の学生の団体や女性グループが多く、滝をバックにしての写真撮影がなかなか順番来るのに時間がかかりました。
■天地淵瀑布(チョンジヨンポッポ 천지연폭포)
済州特別自治道 西帰浦市 西帰洞 797-3 チケット売り場
(제주특별자치도 서귀포시 서귀동 797-3 매표소)
tel:064-733-1528
その後は一旦、ホテルに荷物を取りに戻り、タクシーで本日宿泊する中文リゾートにある済州新羅ホテルへ移動。
済州新羅ホテル (The Shilla Jeju / 제주신라호텔)
西帰浦市からタクシーで20分ほどで済州新羅ホテルに到着。今回の旅行で1泊くらいは高級なホテルに泊まろうと思い予約していました。
途中の済州ワールドカップ競技場にも立ち寄りたかったですが、残念ながら時間の都合上、タクシーの窓から眺めながらスルー。
「済州新羅ホテル」は済州島の南側に位置しており、海沿いの丘の上に建つ韓国が誇る最高級ホテルのひとつです。済州国際空港からは南へ約41kmの位置にあります。
都会にある新羅ホテルとは違って、海岸線沿いに広がる総合観光リゾート「中文リゾート」の中心部に位置しており、新羅ホテルをはじめ周りには数多くの特級ホテルが建ち並んでいます。
家族連れやカップル、新婚夫婦など、リゾートとしてたくさんの人が訪れることから、よく「韓国のハワイ」と例えられることがあります。
コバルトブルーの海と緑に囲まれた高級感あふれるヨーロッパ風の滞在型ホテルです。
客室からは美しい海や牧歌的な風景の漢拏山、緑の芝が美しいゴルフコースなどの眺望が広がっています。ホテル内には6つのレストラン&バー、高級スパ、室内外プール、サウナ、フィットネスクラブ、カジノなどさまざまな付帯施設も充実しており、ホテルライフを満喫したい人にぴったりです。
宿泊客用として、バーベキューをしながらキャンピング体験を楽しめるプログラムが用意されていたり、ビーチエリアにはゆったり過ごせるホテル専用プライベートビーチハウスなどもあります。
ホテル内「スンビ庭園」には映画「シュリ」のラストーシーンで使われたことで有名な海辺のベンチ「シュリ・ベンチ」があることでも知られています。
新羅ホテルの第1号チェーンホテルとして1990年7月にオープンしたのがここ「済州新羅ホテル」で、過ごしやすさや高級感は済州島でもトップクラスと言えます。余計な雑音などに一切左右されることなく、休暇やリゾート気分を楽しむことができます。
さらに「新羅ホテルのレストランに行けば間違いない!」と言われるくらい美味しいと評判のレストランもあり、ここの海の幸は絶品なのです。
■済州新羅ホテル (The Shilla Jeju / 제주신라호텔)
済州特別自治道 西帰浦市 穡達洞 3039-3
(제주특별자치도 서귀포시 색달동 3039-3)
tel:064-738-4466
中文リゾート ~ 済州島西部(4日目)
9月23日、朝から天気が悪く雨が降っていたのですが、「済州新羅ホテル」のプールに入ったり、ベランダでビールを飲んだり、ゆったりと過ごす。
本日は、翰林公園(ハルリムコンウォン / 한림공원)に行こうと思っていましたが、天気が悪く朝の時点では悩み中でした。
済州新羅ホテルから翰林公園は、タクシーで北西に直接向かえば早くて良いのですが、天気の回復を待つため、遠回りですが西側海岸をぐるっとまわるバスで行くことにしました。
済州島の西側は、未開発の地が多く、美しい自然がそのまま残っており、都会の喧騒を忘れ、あちこちでのんびりとした風景を見かけることができます。馬の放牧を見ることができたり、済州島名物の茶畑など、時の流れをゆっくりと感じられるエリアです。
翰林公園(ハルリムコンウォン / 한림공원)
済州新羅ホテル近くのバス停からバスに乗り、西側海岸をぐるっと回ること1時間弱。やはり雨が止む気配はありません。
翰林公園は済州島の北西部の翰林邑に位置しており、経済発展のための観光産業を育成する目的で1971年に創設された公園です。
公園創設前は荒地であった土地を、洞窟をはじめ済州島の自然を生かしながら開発し、今では亜熱帯植物園、民俗村など様々な見所満載の大型公園となっています。
約10万坪という広い園内は高くそびえる「椰子の木通り」をはじめ、済州の天然記念物に指定されている挟才(ヒョプチェ)洞窟、双龍(サンヨン)洞窟、そして亜熱帯植物園があります。
「済州島=南国のリゾート」のイメージを作った先駆けと言える有名な観光スポットです。
さまざまなエリアに分かれており、済州の昔の村にタイムスリップしたような気分が味わえる「民俗村」、クジャクやカモ、ダチョウなどさまざまな鳥が集まった「サファリ鳥類園」、石や盆栽が集まった「石・盆栽園」などがあります。
翰林公園の前をバスで通りましたが、天気が悪いため人もあまりおらず、公園を見て回るのは厳しいと判断したため、そのままバスで通り過ぎて本日宿泊するペンションへ直接行くことにしました。
■翰林公園(ハルリムコンウォン / 한림공원)
済州特別自治道 済州市 翰林邑 挟才里 2487
(제주특별자치도 제주시 한림읍 협재리 2487)
tel:064-796-0001
ノウリヤギ(노을이야기 / SUNSETSTORY)
노을이야기(ノウリヤギ)というペンションは、翰林公園から北東へ、涯月港(エウォル港 / 애월항)からさらに東に行ったエウォル海岸道路沿いにあります。
途中でバスからタクシーに乗り換え、ペンションに到着。すぐ目の前は海です。
노을이야기(ノウリヤギ)には「MARILYN(마릴린)」「AUDREY(오드리)」「ANNA(안나)」という3タイプがあります。そして隣にはカフェがあります。
私は「MARILYN(마릴린)」に宿泊することにしました。オシャレなペンションでキッチンもあり、8角のドーム形で天井も高く広々とした空間を楽しめます。
■ノウリヤギ(노을이야기 / SUNSETSTORY)
제주특별자치도 제주시 애월읍 애월해안로 352
tel:064-799-5900
http://sunsetstory.co.kr/
ナムッドリフェチプ(남뚜리횟집)
お腹も空いてきたので、遅めの昼ご飯を食べに行くことに。
ペンションから徒歩5分ほど、エウォル海岸道路沿いの場所にある남뚜리횟집(ナムッドリフェチプ)は海鮮料理や済州郷土料理をリーズナブルに味わうことのできる食堂です。種類豊富なコース料理で味覚を満足させてくれます。
清潔な店内は壁がガラス張りになっており、済州のエメラルドグリーンの海を鑑賞することができ、食材の新鮮さが目と口で感じられます。長い移動での疲れをすっきり解放してくれ、食べる楽しみと見る楽しみを同時に味わえます。
ここではカルチジョリム(太刀魚の辛煮)を注文。やっぱり済州の太刀魚は美味しいです。
■ナムッドリフェチプ(남뚜리횟집)
제주특별자치도 제주시 애월읍 고내리 337
tel:064-799-1711
旧済州 ~ 新済州(5日目)
9月24日、済州島での最終日です。ペンション近くのエウォル海岸道路を散歩し、その後荷物をまとめてからタクシーで済州国際空港へ。
空港でスーツケースなどの荷物を預けてから、本日は済州市の中心であり、済州島最大の在来市場や周辺の史跡巡りが人気の「旧済州(クチェジュ)」と、ホテル近くにレストラン・ショップが集まり、旧済州よりも都会的な「新済州(シンチェジュ)」を回ります。
東門在来市場(トンムンジェレシジャン / 동문재래시장)
すでに済州島をぐるっと1周しているこの5日目にして、なんと空港のインフォメーションセンターでオススメのスポットを聞いてみる。
インフォメーションの方に「主な目的はなんでしょうか?」と質問されたので、「旅の目的はグルメツアーです!」と答えると、「市場へ行け!バスに乗って東門市場へ行け!」と言われたのでバスに乗り込み東門市場を目指す。
東門市場(トンムンシジャン)は、済州の商業中心地となってきた歴史ある大規模な市場で、人々にとって生活のあらゆるものが手に入る身近な買い物どころです。
市場には300を超えるお店が軒を並べ、販売品目も青果、水産物、衣類、土産物・雑貨など多岐に渡ります。ハルラボンやミカン、あわび、アマダイ、太刀魚、黒豚など、済州ならではの特産品が豊富に揃い、リーズナブルな価格で購入できることから、人気のショッピングスポットとなっています。
東門ロータリーでバスを降り、市場全体を見て回る。あまりにもカラフルで活気があり、いたるところに美味しそうなグルメが満載なので、写真を撮ることすら忘れる。
グルメツアーと言いながら、ここでは何も食べず。
■東門在来市場(トンムンジェレシジャン / 동문재래시장)
済州特別自治道 済州市 二徒1洞 1436-7
(제주특별자치도 제주시 이도일동 1436-7)
tel:064-752-3001
龍頭岩(ヨンドゥアム / 용두암)
時間もあったので東門市場からゆっくり歩いて50分ほど、龍頭岩(ヨンドゥアム)へ。済州国際空港からならタクシーで10分程度です。
龍頭岩は、済州島北部の龍潭洞(ヨンダムドン)の海岸沿いにある、高さ10メートル、長さ30メートルの巨大な龍の頭の形をした岩です。
約200年前に漢拏山(ハルラサン) の溶岩が噴出してできたもので、海岸沿いに流れた火山溶岩が、長い歳月を掛けて海蝕してこのような形になり、それが、竜が頭をもたげて海から這い上がろうとしているように見えることからこの名がつきました。
この龍の岩にはいくつかの伝説があり、ある説によると、一匹の龍が漢拏山(ハルラサン) の神霊の玉の数珠を盗んだため、怒った漢拏山の神霊は矢を放ち、龍を海岸に突き落としました。そして龍の体は海水の下に沈んだまま、頭だけ水面に出して天に向かうようにして固めてしまったという伝説です。
空港から近いこともあって、いつも多くの観光客が訪れています。済州島を代表する観光スポットのひとつで絶好の写真撮影場所として記念撮影をしたり楽しんでいます。
また海女さんたちが漁をするところでもあり獲りたてのアワビやサザエを食べさせてくれます。龍頭岩を一通り見て回った後で、こちらで取ったばかりのアワビを海女さんに食べやすいサイズに切ってもらい食べました。
海の塩味が効いてるので、私はそのまま何もつけずに食べるのが美味しいと思いました。
■龍頭岩(ヨンドゥアム / 용두암)
済州特別自治道 済州市 龍潭1洞 一帯
(제주특별자치도 제주시 용담일동 일대)
tel:064-728-3918
龍頭岩(ヨンドゥアム / 용두암)の絶品アワビの刺身 – チェジュ島のおすすめグルメ
新済州(シンチェジュ)
龍頭岩から南西へ、空港近くを通り1時間ほど歩いて新済州(シンチェジュ)へ。旧済州から新済州へは、済州の街の変化が楽しめます。皆さんは歩かずにタクシーやバスを使ってくださいね。
余談ですが、韓国はコンビニの前に簡易的なイスとテーブルを用意してくれていることが多いので、歩いて疲れたら何か買ってすぐに休むことができます。
歩くのが好きでも、さすがに1時間以上歩いて疲れたので、新済州にあるロッテシティホテル済州 (Lotte City Hotel Jeju)の目の前にあるGS25(コンビニ)でCASSビールを買って店内のイスで休憩。
やはり新済州は旧済州と違い、高級ホテル周辺に免税店やレストランやアパレルショップが集まっていて、済州島の内で最も都会的です。
済州国際空港のすぐ南に新しく開発された新都市で、新済州の中心街は歩いて回れる広さなので、ホテル周辺の散策も楽しめます。
黒豚家 済州本店(フットンガ チェジュポンジョム / 흑돈가 제주본점)
新済州(シンチェジュ)を散策して、夕方になりお腹も空いてきました。
そろそろ済州島での最後の食事になります。
もう何度も食べてますが最後はやはり、済州島の名物「黒豚(フッテジ)」でしめたいと思います。
済州島に来る前から、食べに行くと決めていた黒豚焼肉店「黒豚家(フットンガ)」です。
私は歩いてきましたが、済州国際空港からならタクシーで10分ほど、新済州の中心街を南西に行った場所にあります。
「黒豚家(フットンガ) 済州本店」は新済州エリアに2006年にオープンした、堅炭を使用する黒豚直火焼肉専門店です。
オープンから現在まで、安心感のある肉質への評判も高く、黒豚焼肉の最高の味を楽しめる済州島を代表する飲食店です。丁寧な接客サービスで、毎年約360万人のお客さんを魅了しています。
メインの焼き物メニュー
- 黒豚焼き(フッテジセングイ / 흑돼지생구이)
- 味付け黒豚焼き(フッテジヤンニョムグイ / 흑돼지양념구이)
- 豚トロ(ハンジョンサル / 항정살)
- 豚背中肉(カブリサル / 가브리살)
- 豚ハラミ(カルメギサル / 갈매기살)
私は「黒豚焼き(フッテジセングイ)」「豚背中肉(カブリサル)」1人前ずつと百歳酒を注文。
「黒豚焼き(フッテジセングイ)」は「黒豚家」の人気メニューで、キメ細かく分厚いステーキ並みのサムギョプサルはボリュームたっぷり、切れ目の入ったお肉を炭火に乗せてお店の方が焼きあげてくれます。そして皮の部分は別で焼いてくれます。
「豚背中肉(カブリサル)」は豚1頭につき200g程度しかとれない希少な部位で、肉質が柔らかくてうまみがたっぷりです。
お好みでニンニクやみそを、サンチュやエゴマの葉に包んで食べます。
そして、ここからが初めての想像を絶する美味さの体験です。日本の韓国料理店でもサムギョプサルは食べれますが、海と陸の美味しさを融合した黒豚を魚介ソースにつけるという、この食べ方は初めてです。
お肉と一緒に出される「セウジョッ / 새우젓」と言われるアミの塩辛ソースも網に乗せて温めておき、そこに焼き上げた黒豚をつけて食べると、口の中に海と山の香りが広がり、済州島ならではの絶品の旨味を引き出します。
■黒豚家 済州本店(フットンガ チェジュポンジョム / 흑돈가 제주본점)
済州特別自治道 済州市 老衡洞 1509
(제주특별자치도 제주시 노형동 1509)
tel:064-747-0088
黒豚家(フットンガ)で絶品の黒豚焼肉を食べまくる – チェジュ島のおすすめグルメ
最後に
最高の黒豚を堪能したところで今回の「済州島4泊5日食べまくり観光」は終了です。
お腹いっぱいになり、バスに乗り空港へ向かいました。
済州島はグルメも観光も存分に楽しめる魅力溢れるリゾートアイランドです。
食べまくるのもよし、世界遺産に行くのもよし、のんびりバカンスするのもよし、様々な目的で済州島は楽しめます。
長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました。
今回の記事が、あなたの済州島旅行やツアーの参考にすこしでもなれれば幸いです。
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